訃報のお知らせ
弊所の元パートナー弁理士、アレク・フォン・クライスラー氏がかねてより療養中のところ2023年1月10日に永眠いたしました。86歳でした。
ここに謹んでご通知申し上げますと共に、生前は何かとご厚情にあずかり誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。
名前のとおり、事務所名の一部である「フォン・クライスラー」を引き継ぐ本家の一人として、弊所の歴史を彩る主役でもありました。
1963年に研修生として入所以降、英国や米国でもインターンシップをするなど、いち早く国外取引の重要性に着目してきたのもまた同氏でした。
1968年にパートナーに昇格後は特に日本に着目し、日本の弁理士先生や発明家の皆様との友好関係を深め、2007年までの実に約40年間も日本との取引を担当してきました。
フォン・クライスラー氏のこうした精力的な活動が、ドイツ国内外における弊所の名声を高めることに繋がったのは明白です。
残された私共は、日本に対する氏の愛情と遺志を継ぎ業務に邁進してまいりますので、生前と変らぬご指導を賜れますようお願い申し上げます。
本来ならばお世話になりました日本の皆様それぞれにご挨拶すべきところ、ホームページでのご通知となりますことご容赦頂ければと存じます。